ミカ3章1節~12節

1節:私は言った。「聞け。ヤコブのかしらたち、イスラエルの家の首領たち。あなたがたは公正を知っているはずではないか。

再び目に余る行動をとるヤコブのかしら(上層指導部)たち。
上層指導部には王も含まれると見る。
神の民と言いながら、神の律法の教え、すなわち公正と正義はどうしたのか?

神の民とは、神に信頼し、神の教えに従うことで、人間としての手本を示すもの
このような状態になることを、神は既にご存知であった(Ⅰサム8:10~18)

2節:あなたがたは善を憎んで悪を愛し、人々の皮を剥ぎ、その骨から肉をそぎ取る。

3節:わたしの民の肉を食らい、皮を剝ぎ取って、骨を打ち砕き、鍋の中のもののように、また大釜の中の肉切れのように、それを切れ切れに裂く。」

悪を愛し、人々から剥ぎ取り尽くす指導者たち。公正と正義は消え失せている。
前回は上着だが、今回は皮、肉、骨、食らう如き搾取を強いる。(更に激化)

 

北イスラエルを滅ぼしたアッシリヤの勢いは、多大な脅威。その恐れが、アッシリヤへの朝貢となり、属国となり下がる原因である。民に重い負荷(重税)をかけ、自分たちは影響なし。南ユダは、一体何に頼るのか?

 

4節:そのため彼らがに叫んでも、主はかれらに答えない。そのとき、主は彼らから顔を隠される。彼らの行いが悪いからだ。

彼らが、表面的な礼拝をしても、主は答えない。
彼らの行動、行為が最悪の状態だからだ。(霊的位置にいない状態)


5節:預言者たちについて、はこう言われる。「彼らはわたしの民を惑わし、かむ物が歯にあれば『平和があるように』と叫ぶが、口に何も与えない者には聖戦を布告する。」

偽預言者に対する叱責。彼らは利得を優先し、利得なき場合は敵対すると布告する。
真の預言者としての自覚なし。自己中の利得優先主義。

 

6節:それゆえ、あなたがたには、夜にも幻がなく、暗闇にも占いがない。太陽も預言者たちの上に沈み、昼も彼らの上で暗くなる。

幻どころか、夜に見る幻(夢)さえ、見ることが無くなる。暗闇になって、先行きを知るための占い(託宣)、つまり神の導きの言葉もない。
太陽も・・新共同訳「預言者たちには、太陽が沈んで昼も暗くなる。」 ⇒未来が失せる。

預言者と名のる偽預言者は、ついには人生の闇を味わうことになる。

7節:先見者たちは恥を見、占い師たちは屈辱を味わう。彼らはみな、口ひげをおおう。神の答えがないからだ。

先見者、占い師(偽預言者たち)は、自分の占いが外れることで、恥と屈辱を受ける。
口ひげをおおう・・恥を受けている様子を示す言葉。


8節:しかし、私には力が満ちている。の霊によって、公正と勇気に満ちている。ヤコブにはその背きを、イスラエルにはその罪を告げる。

本物の預言者ミカ→主の霊の力。
神、そして律法への従順が、公正と正義に満ちる。それは生きる勇気を与える祝福!

利得ではなく神に信頼して生きる者の強さがある!
私たちも、聖霊をいただく身。イエス様の律法に従い、愛神愛人に満ちて生きよう!
己の利得の前に、神の義、神の愛を優先する生き方を目指そう!


自信に満ち満ちたミカは、南ユダ上層指導部の堕落を宣告する!!

9節:これを聞け。ヤコブの家のかしらたち、イスラエルの家の首領たち。あなたがたは公正を忌み嫌い、あらゆる正しいことを曲げている。

10節:流血でシオンを、不正でエルサレムを建てている。

明らかに王を含む指導者層への言葉である。
神が期待する公正を忌み嫌い正義が曲げられている ⇒完全に神を無視!霊的堕落は異邦人!
本来なら、公正と正義で建て上げられるべきシオン、エルサレムが、流血と不正で建て上げられている。神の目には裁きの対象にしか映らない!

神の御心の把握力!

私たちの学び ⇒自らが聖書にある神の御心をしっかりと受け止め、
神様との正しい関係をつくり、教会というイエス様の身体を建て上げる!


11節:そのかしらたちは賄賂を取ってさばき、祭司たちは代金を取って教え、預言者たちは金を取って占いをする。しかもなお、彼らはを当てにして、「は私たちの中におられるではないか。わざわいは私たちの上に及ばない」と言う。

上層指導部の体たらく。
上層部では賄賂の横行!・・不正がまかり通る。
祭司が代金を取る。・・神の権威の喪失、失墜。
金銭目当ての預言者。・・預言ではなく占いをする。

それでいて主を当てにする。神は私たちの中にいると言う偽者。北イスラエルとは違う!と言う戯言。実際には、神はもう、そこにはおられない!

12節:それゆえ、あなたがたゆえにシオンは畑のように耕され、エルサレムは瓦礫の山となり、神殿の山は木々におおわれた丘となる。

神の民でありながら、神を蔑ろにする者たち。その心と行いが災いを招く。
シオン、つまり神の国は畑のように耕される。つまり、無視され荒らされる。
エルサレム、神の神殿がある場所は、荒らされ(侵略され)瓦礫の山(廃墟)となる。
神殿は破壊され、その丘に人の気配がなく、木々や植物に覆われ、埋もれてしまう。

国は攻められ、荒らされ、民は捕囚され、国を失い路頭に迷うこととなる。

 

上層指導部の裁きは良いが、なぜ下層部の国民まで裁かれるのか?
イスラエルは、民族として神と契約関係にある。 契約の民と言われる。
王制となることの問題点が、事前に神によって指摘されている。それを押して、民は王を求めた。(Ⅰサム8:6~20)
自分で考えることを放棄し、リーダーの言葉にしか反応しない状態。常にリーダーは?であり、思考して、行動する状態にない ➡ リーダーコンプレックス

2022年09月16日